法定1年点検

法定1年点検の内容

法定1年点検は、安全の確保・公害の防止のために、法令で定められた有料の定期点検整備です。
お車の良好なコンディションを保つためには、こまめな「定期点検」が大切です。
お車の使用状況、さまざまなリクエストに応じて、整備のプロフェッショナルが的確に整備いたします。

01.エンジンルーム点検

パワーステアリングベルトの緩み、損傷 ・排気ガスの色、CO、HCの濃度
・スパークプラグの状態※1 ・エアクリーナーエレメントの汚れ、詰まり、損傷※1
・点火時期 ファンベルトの緩み、損傷
・ディストリビューターのキャップの状態 ・冷却水の漏れ
エンジンオイルの汚れ、量a> ・バッテリーのターミナル部の緩み、腐食
燃料漏れ※2

02.室内点検

・ブレーキペダルの遊び、踏み込んだ時の床板とのすき間
・ブレーキの効き具合
・パーキングブレーキレバー(ペダル)の引きしろ(踏みしろ)
・パーキングブレーキの効き具合
・クラッチペダルの遊び、切れた時の床板とのすき間

03. 足回り点検

・ブレーキマスターシリンダーの液漏れ ・ブレーキパッドの摩耗※1
・ブレーキホイールシリンダーの液漏れ ・ブレーキディスクの摩耗、損傷※2
・ブレーキディスクキャリパーの液漏れ ・タイヤの空気圧、タイヤの亀裂、損傷※1
・ブレーキドラムとライニングのすき間※1 タイヤの溝の深さ、異常摩耗、スペアタイヤの空気圧※1
・ブレーキドラムの摩耗、損傷※2 ・ホイールのボルト、ナットの緩み※1
・ブレーキシューの摺動部分、ライニングの消耗※1 ・サスペンションの取付部、連結部の緩み、がた、損傷※2
・ブレーキディスクとパッドのすき間※1 ・サスペンション各部の損傷※2

04.下回り点検

・エンジンオイルの漏れ
・ステアリングギヤボックスの取付けの緩み※2
・ロッド、アーム類のボールジョイントのダストブーツの亀裂、損傷※2
ブレーキホース、パイプの漏れ、損傷、取付状態
トランスミッション、トランスファーオイルの漏れ、量※1
・プロペラシャフト、ドライブシャフトの連結部の緩み※1
・ドライブシャフトのユニバーサルジョイント部のダストブーツの亀裂、損傷※2
デファレンシャルオイルの漏れ、量※1
・エキゾーストパイプ、マフラーの取付けの緩み、損傷、腐食※1
・遮熱板の取付けの緩み、損傷、腐食※1

※1…走行距離によって省略できる項目※2…シビアコンディション点検項目/追加料金

エンジンルーム点検Vベルト

Vベルト
機能・役割
発電機、エアコン、パワーステアリング、エンジン冷却水を循環させるポンプなどの装置は、エンジンの駆動力を利用しています。この駆動力を、各部へ伝達するのがVベルトです。
交換しないとどうなるか
ベルトが滑ったり、切れたりすると、それらの装置が働かなくなり、最悪の場合走行できなくなります。
交換の目安
エンジン始動時、雨天時や水溜り走行時などにエンジンルームから異音がするときは、点検を行い、必要に応じて交換しましょう。

エンジンルーム点検エンジンオイル

機能・役割
エンジン性能を維持するために、エンジン内部で金属部品の磨耗を防ぐ働きをするのがエンジンオイルです。
交換しないとどうなるか
長期間オイル交換をしないまま乗り続けると、燃費やエンジンの調子が悪くなり、最悪の場合エンジンが壊れることがあります。
交換の目安
軽自動車は、5千~1万km、小型・普通車は1万~1万5千km走行ごとの交換をお勧めします。また、走行距離が少ない場合も3ヶ月~6ヶ月ごとの交換をお勧めします。
*車輪、エンジン、使用状況により、交換時期は異なります。

エンジンルーム点検フューエルホース

機能・役割
燃料の通路として、フューエルタンクとエンジンをつなぐホースがフューエルホースです。
交換しないとどうなるか
フューエルホースに劣化、亀裂があると、燃料漏れが発生し、最悪の場合は車両火災を起こす恐れがあります。
交換の目安
劣化、亀裂が無いか、定期的に点検し、不具合があった場合には交換しましょう。

エンジンルーム点検Vベルト

Vベルト
機能・役割
発電機、エアコン、パワーステアリング、エンジン冷却水を循環させるポンプなどの装置は、エンジンの駆動力を利用しています。この駆動力を、各部へ伝達するのがVベルトです。
交換しないとどうなるか
ベルトが滑ったり、切れたりすると、それらの装置が働かなくなり、最悪の場合走行できなくなります。
交換の目安
エンジン始動時、雨天時や水溜り走行時などにエンジンルームから異音がするときは、点検を行い、必要に応じて交換しましょう。

足廻り点検タイヤ

タイヤの溝の深さ、異常摩耗、スペアタイヤの空気圧
機能・役割
車が「走る」、「曲がる」、「止まる」ために、路面にその力を伝えるのがタイヤです。
交換しないとどうなるか
溝が浅いタイヤは、止まる距離が長くなるのはもちろん、雨の日、特に高速走行でハンドル操作がきかなくなる恐れがあります。また、タイヤの空気圧不足は、乗り心地と燃費を悪くするだけでなく、タイヤが走行中に破裂する場合があり、非常に危険です。
交換の目安
タイヤローテーションは、走行5千kmごとに行いましょう。また、定期的に点検を行い、交換時期は「スリップサイン」を目安にし、溝が深い場合でも、亀裂や損傷がある場合は、新品に交換しましょう。

下回り点検ブレーキホース

機能・役割
ブレーキペダルと車輪にあるブレーキをつなぐホースがブレーキホースです。
交換しないとどうなるか
ブレーキホースは、タイヤの近くに付いているため、石などが当たることが多く、また、ハンドル操作や路面の状態により伸び縮みするため、傷や割れがあるとその進行が早くなります。もし、ホースが損傷してブレーキ液が漏れると、ブレーキが効かなくなり非常に危険です。
交換の目安
商用車は4年ごと、乗用車で悪路走行や登降坂路などの激しい使われ方が多い場合は、2回目の車検ごとに交換しましょう。また、定期的に点検を行い不具合があれば交換しましょう。

下回り点検MTオイル及びトランスファオイル

機能・役割
MT(マニュアル・トランスミッション)とトランスファの金属部品の磨耗を防ぐ働きをするのがMTオイル及びトランスファオイルです。
交換しないとどうなるか
性能が低下すると走行中に異音がして、最悪の場合は部品が破損します。
交換の目安
4万km走行ごとに交換しましょう。ただし、悪路走行や登降坂路などの激しい使い方が多い場合は、2万km走行ごとに交換しましょう。

下回り点検ディファレンシャルオイル

機能・役割
ディファレンシャルは、車がカーブを曲がるとき、スムーズに走るための装置です。この装置の金属部品の磨耗を防ぐ働きをするのがディファレンシャルオイルです。
交換しないとどうなるか
性能が低下すると走行中に異音がして、最悪の場合は部品が破損します。
交換の目安
4万km走行ごとに交換しましょう。ただし、悪路走行や登降坂路などの激しい使い方が多い場合は、2万km走行ごとに交換しましょう。
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